ジョハリの窓をご存知でしょうか？
対人関係における気づきのグラフ式モデルで
聞いたことはあると思うのですが、
「ジョハリの窓」は「心の４つの窓」とも呼ばれていて
自分自身のことを自分と他者との関わりの中で
とらえようとするモデルのことです
自分自身のことといっても、自分でわかっていることと
わからないことがあり、
同様に他人も私についてわかっていることとわからない
ことがあります
その組み合わせによってできる４つの窓は、
１、『解放の領域』Ⅱ、『盲点の領域』 Ⅲ、『隠している領域』
Ⅳ、「未知の領域」と呼ばれていて
グラフ式のモデルをたぶん見たことがあると思いますが、、
初期のグループとか対人関係において最初の
浅い関係では、「解放の領域」が狭いと考えられていて
他者との関係の中で、より自由にその時の気持ちのまま
行動できるようになるには、この「解放の領域」を広げること
が必要になってきます
この「解放の領域」を広げるためには
自分の知っていることや気づいていることを
相手に正直に語ることで
自己開示することで、「隠している領域」が狭くなり
「開放の領域」が広がる
他者から自分について気づいていることを伝えてもらう
フィードバックすることで
自分でもわかって部分「盲点の領域」が狭くなり
「開放の領域」が広がる
要は、自分のことをより話しすること、
自己開示を広げることで隠している部分が狭くなり、
他者にフィードバックしてもらうことで、
自分でもわかってなかったことに気づくことができる
こういうことだと思うんですね、
セールスにおいても、、
相手が自分でもわかっていない部分、潜在的な部分、
なぜそこに興味を持って、行動を起こしたのか？
自分でもわかっていない部分を深く知るためにも
この自己開示をどれだけしてもらえるかが重要に
なってくる
そして、自己開示が広ければ、広いほど
こちらからフィードバックした際には自身で
「だから自分は無意識に興味持ったんだ」とか
「だからこういう行動をとったんだ」と
自分でここに辿り着いた必要性に気づくことが
できると思うんですね
そしたら、気づけた時に感情が動いて
次のステップに行くんですね
では、どうしたらこの相手の自己開示の部分を
広げて、わかってない部分を広げることができるのか？
これは、お互いが鏡合わせだと思うんですね
自分も同様に自己開示して、自分の開放の領域を広げることが
相手にも話していもいいんだって思ってもらえると思うんで
相手の必要性、求めているものに深く入り込んでいくには
相手の心理に安心とか安全とかがないとダメだと思うし
フィードバックするこちら側が、わかってない部分を
想像、想定、推測して質問を深くしなければ
本当に深い部分で自分のことがわからないと思うので
相手が本当に求めているもの、必要性を共に導き出せるように
自己開示とフィードバックが大事になってくる
もっと相手のことを深く深く考えて、
相手の全体像をどう捉えるか、いろいろな情報からのヒントを
どこを掘り下げていくのか、考えていかないといけない
